サガフロ2リマスター攻略：強化された将魔

2025年5月2日2025年5月12日

サガフロンティア２の攻略記事です。

攻略前に

元の将魔とは異なり、状態異常の対策をしていないと戦闘にならないケースが多いです。

ただ、状態異常耐性を含めた対策を施しておけば、成長能力継承する必要もなく容易に討伐可能です。この点はサガフロリマスターの強化されたボスと近いです。ロール「オトリ」「防衛」を併せて活用する事で、手堅い攻略が可能です。

2周目開始直後の精神耐性装備の不足、慢性的な一撃必殺耐性装備の不足、対策しても受けるダメージ量などから、炎と水の将魔の2体はやや強めに作られているように思います。

この攻略は、一撃必殺耐性のある「形見の石斧」が使用可能なジニー世代での攻略を想定して記載しています。他の世代でも炎の将魔の安定感はやや下がりますが同様の攻略が可能です。

状態異常

下記が強化された将魔の使用する状態異常です。

一部の将魔に関してはマインドスケープで対策できるため全ての耐性をつける必要はありませんが、太字の確率の高い・対象範囲の広い状態異常に関しては対策しておく必要があります。

耐性装備

特に星くずのローブ（エッグとの死闘/巨虫のメガリス）、黒の石鎧（モンスターの巣へ）、悪魔のなみだ（ハン・ノヴァ、歓楽街×3）は周回を利用して量産しておきましょう。また、フォートスーツ（ハン・ノヴァ、商店街B）も4個持っておきましょう。

音の将魔の確定ドロップするヌンキ、石の将魔の確定ドロップするメリディオナリスは優先的に複数個揃えるとベストです。

耐性装備の一覧や、状態異常確率の計算やQuickの影響に関しては、下記コラムを参考になさってください。

サガフロ2攻略：状態異常の仕様と対策

サガフロンティア２の攻略記事です。 このページのまとめ💡パーマネンス、マインドスケープはエッグ戦必 ...

 https://snow-covered.com/saga/post-208/

状態変化解除

強化された将魔の技には「状態変化解除」の効果が追加されたものがあります。

状態変化解除により、QuickUpによる状態異常耐性向上→パーマネンスで固定という状態異常対策が取りにくくなります。特に炎と水の将魔が解除されやすいです。

紫色の水晶が弾けるエフェクトが発生するため、視覚的に気付く事が出来ます。「ステータス表示」で合わせて確認しましょう。

解除される状態変化はパーマネンス、再生、ガードビースト、リヴァイヴァなどです。能力変化（固定型・変動型）には影響しないため、再度のパーマネンスでマインドスケープなどの変動型の減衰（1ターンに1/4減衰）を抑える事は出来ます。

全体の戦略

アニマは将魔のクヴェル４種（ラストリーフ、イターナルロック、ディープブルー、トウテツパターン）を中心に確保するとベストです。熱冷雷光状耐性+9と術力増強+5が非常に強力です。ハルモニウムは音波耐性で魂の歌が使えなくなるので使いにくいです。

適性キャラが少ないため後行連携率に難点がありますが、体術を使うと装備スロットをアニマ確保や下表の耐性つき武器に使えるので良いです。

原則、ロックアーマーのDefence↑、ガードビーストの魔法盾、魂の歌の再生は必ず活用するようにしましょう。高確率で状態変化解除される炎と水の将魔以外は、マインドスケープのQuick↑→パーマネンスによる状態異常確率低下＆後行連携率向上も有効です。

使用する連携例

下表は連携の例です。育成状況や、資質と後行連携率との兼ね合いを考えながら、好みのものを選びましょう。

パーマネンスでQuick100を維持できる場合は三龍旋→キッチンシンク→召雷→断滅、パーマネンスが解除される炎や氷の将魔などは資質を重視して三龍旋→キッチンシンク→召雷→マキ割りトルネードなどで使い分けるといいと思います。

アーツのテンプレ

以下、各将魔向けの装備を採用すると使えないアーツが出てきますが、全6体とも上表のアーツから付け替える事なく攻略可能です。

樹の将魔：HP 約63,000＋約101,000

使用する状態異常が非常に多いです。眠り耐性、精神耐性は必須。毒耐性も欲しいです。

本体は光属性の攻撃が多く、ミカ親衛隊（緑髪）は召雷と天雷を連発します。雷光耐性と、可能なら斬耐性を重視して防具を選定しましょう。

星くずのローブでマヒ・眠り耐性、悪魔のなみだで毒耐性をつけ、将魔のクヴェル6種などで補う感じがオススメです。

「バトルスタイル」の隊列の左端と左から3番目が前衛になります。ミカ親衛隊の召雷、天雷はオトリと右端に集中してターゲットを取るようなので、ロベルト〜ミーティア〜プルミエール〜ジニーの順に配置して、防衛ロールは左から2番目になるように配置するとベストです。

第1形態はまずミカ親衛隊×2が出現し、片方の親衛隊を討伐後に樹の将魔（第1形態）が出現します。

緑髪のミカ親衛隊は召雷か天雷を計3回、茶髪のミカ親衛隊は風と樹のうたやスリープなどを多彩な攻撃を計3回、1ターンで計6回の攻撃を行います。特に連携された場合は大ダメージを受けます。

まず1ターン目に魂の歌と、オトリや隊列の右端のキャラ中心にロックアーマー、ガードビーストで最低限の準備をします。

2〜3ターン目に片方のミカ親衛隊を連携で撃破しておきます。精神耐性が十分じゃない間は茶髪の、精神耐性が十分な場合は緑髪のミカ親衛隊を討伐しましょう。

ミカ親衛隊の攻撃回数が多いため連携しにくいですが、前衛と近いミカ親衛隊との間を除いて全ての敵が超距離なので、後列に配置したキャラ起点で体術を使わせると後攻連携しやすいです。ミカ親衛隊はどちらもHP約21,000なので1〜2ターンで討伐可能だと思います。

もう片方のミカ親衛隊は残したままでも問題はないですが、将魔と連携される可能性があるので3〜4ターン目に倒しておくのをオススメします。

ロックアーマーとガードビーストをしっかり準備、必要に応じて魂の歌＆マインドスケープをカンストさせてパーマネンスしておきます。準備を万端にして第1形態を討伐します。

第1形態を討伐すると第2形態が樹精と共に出現しますが、樹精がいる間は樹の将魔は隠れたり現れたりするので先に樹精を討伐します。樹精はHP約62,000です。

雷光耐性が十分＆ロックアーマーでDefence↑しておけば、ミカ親衛隊の雷攻撃が集中した時や連携された時が痛いくらいで、再生で賄える程度のダメージしか受けないと思います。適宜LP使用HP回復を活用しましょう。

石の将魔：HP 約45,000＋70,000

石化耐性は必須です。精神耐性はマインドスケープで補えるので、ヌンキはあればベター程度です。

黒の石鎧で石化耐性をつけ、将魔のクヴェル6種などで補う感じがオススメです。

特に旋風打と大回転のダメージが大きいので、打光耐性を中心に装備を固めます。また、強化された石の将魔限定で音の記憶やエインシェントカースに光ダメージがあります。大回転はややダメージを受けますが、ロックアーマーでDefence↑しておけば再生で賄える程度のダメージしか受けないと思います。

第1形態でロックアーマー、ガードビースト、魂の歌＆マインドスケープをカンストさせてパーマネンスと、準備を整えます。

第2形態はロックアーマーを頻発するので、毎ターンかめごうら割り始点の４連携を連発で問題ないです。

音の将魔：HP 約50,000＋76,000

お供を残してしまった場合に使う「同化」は状態異常確率が高いです。通常の同化は毒だけですが、強化された音の将魔のお供限定で毒/魅了のどちらかになります。

お供を全体攻撃で一掃できる攻撃力があれば状態異常に関してシビアになる必要はなく、ヌンキも必須ではないです。

フォートスーツで物理防御を重視、将魔のクヴェル6種などで補う感じがオススメです。ロックアーマーでDefence↑しておけば再生で賄える程度のダメージしか受けないため、音波耐性も不要です。

第1形態はお供2体、第2形態はお供3体が出現します。第1形態は3ターンごと、第2形態は2ターンごとに復活します。グールズスクラッチが痛い、連携されると即死ダメージ、放置すると毒or魅了してくると良い事はないので、全体攻撃で早々に倒せるようにしておきましょう。

HPはグーラが約2,500、グールが約3,800と、ややグールが高いです。残像剣→キッチンシンク/光の腕、ファイアストーム→マキ割りトルネード/断滅などで逐一グールを全滅させましょう。グールもグーラも使用するグールズスクラッチのダメージが大きいので注意です。

同化させないようにお供を倒しつつ、第1形態でロックアーマー、ガードビースト、魂の歌＆マインドスケープをカンストさせてパーマネンスと、準備を整えます。大地のビートでスタンするとパーマネンスのタイミングがずれる事がありますが、神経質にならなくても問題なく討伐可能だと思います。

Quick100でパーマネンスしておくと同化以外で状態異常を受ける事はないと思いますが、万が一の時はグリーングラスからの生命の息吹で対処する事も可能です。

獣の将魔：HP 約75,000＋92,000

毒と精神耐性があるといいです。一撃必殺耐性はあればベター程度、水耐性は不要です。

駆け抜ける、最強打などの対策にフォートスーツ中心に打耐性を積み、悪魔のなみだで毒耐性を補う感じがオススメです。

冷気ブレスなどターゲットが集中すると痛い攻撃もありますが、ロックアーマーでDefence↑しておけば概ね再生で賄える程度のダメージしか受けないと思います。適宜LP使用HP回復を活用しましょう。

第1形態で魂の歌、ロックアーマー、ガードビーストと準備を整えます。マインドスケープ＆パーマネンスは第2形態に解除される事があるので必須ではないです。

獣の将魔の第2形態は駆け抜ける、最強打などの「自己連携」を行いますが、連携によるDEF無視の効果はない見掛け倒しです。装備で物理防御を稼ぎロックアーマーでDefence↑しておけば、ダメージは軽微です。

シザーブレイクで状態変化を解除された場合は、魂の歌とオトリ役のガードビーストだけはつけ直しておきましょう。

炎の将魔：HP 約62,000＋93,000

物理防御と熱耐性を重視します。

第2形態後半で連発する焼殺とメテオスウォームの対応のため一撃必殺耐性とマヒ耐性が欲しいですが、一撃必殺は耐性装備に限りがあります。状態変化もそれなりに解除されるので、マインドスケープ→パーマネンスによる状態異常耐性向上は活用できません。

ジニー世代を使って形見の石斧を活用し、ロール「オトリ」でフォートスーツ＆ノヴァ・ハートを装備したキャラにヘイトを集めるとベストです。逆に、一撃必殺耐性がないキャラ（下表だとジニー）に防衛をつけて「バトルスタイル」の隊列の右端＝後列にしましょう。

メテオスウォーム、第2形態の焼殺がノヴァ・ハートをつけていてもそれなりのダメージを受けますが、他のダメージは殆ど受けないと思います。炎の将魔はスクラッチや魂の歌でMorale↑しますが大きな影響はなく、焼殺が1人に集中しない限りは十分耐えられると思います。適宜LP使用HP回復を活用しましょう。

第1形態で魂の歌、ロックアーマー、ガードビーストと準備を整えます。マインドスケープ＆パーマネンスは解除されやすいので不要です。

バーニングチャージやワイドショットで状態変化を解除された場合は、魂の歌とオトリ役のガードビーストだけはつけ直しておきましょう。

第1形態のHPを削り切ると、ファイアストームを使って第2形態に移行します。第2形態の1ターン目は必ずメテオスウォームを使用するので適宜LP使用HP回復を行っておきましょう。

第2形態は行動速度が速いので、行動順指定していると後列（超距離）の体術起点の後攻4連携はしやすいと思います。4連携が安定すれば結構あっさり討伐できる事も多いです。

水の将魔：HP 約62,000＋93,000

耐性は冷雷を中心に満遍なく必要です。眠り耐性は必須なので星くずのローブを主体に、悪魔のなみだで毒耐性を補いましょう。水耐性の優先度は低いです。

空いた装備欄は氷晶の杖、ホットストーンなどで冷耐性を補えるとベストです。

強化された水の将魔のナイトメアは特殊で、全体眠りに加えて全体混乱の効果があります。状態変化解除の影響でマインドスケープには頼れないため、精神耐性のないキャラの混乱が全滅の最大要因となります。

精神耐性が足りない場合は生命の息吹・生命の水を2人以上に入れておいた方がいいです。

第2形態のぶちかましは縦一列スタンなので、混乱回復などが思ったように出来ないケースがあります。「バトルスタイル」の隊列をプルミエール～ジニー～ロベルト～ミーティアにして、生命の水（樹水）と生命の息吹（炎樹）を縦方向に並べないようにしましょう。

デッドリーループなど、幾つかの攻撃で再生で賄えないダメージを受けます。適宜LP使用HP回復を活用しましょう。

第1形態で魂の歌、ロックアーマー、ガードビーストと準備を整えます。マインドスケープ＆パーマネンスは解除されやすいので不要です。

魂の歌を2ターンに1回程度かけつつ、Moral100を維持して第2形態を迎えられるとベストです。

第2形態にヴォーテクスを受けた場合は、魂の歌とオトリ役のガードビーストを優先して、最低限のみのフォローをしましょう。

連続攻撃で連携が安定しにくく長期戦になりやすいですが、ヴォーテクスの使用ターンは攻撃回数が少ないので逆にチャンスになります。精神耐性が十分でない場合は少し苦労すると思いますが、精神耐性さえ十分なら安定して討伐可能です。